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屋上に続く階段を駆け上り
一番上で腰を下ろした。


(あんな何者か知らない人とお昼なんて無理…還菜ちゃんの彼氏だったら余計私邪魔じゃん。)


だけど,2人が仲良くお昼を食べてるかと思うと,胸が痛くなった。




考えすぎてお腹が空いた私は,鞄から家で作ってきた蒸しパンを出した。

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