愛誓 ~アイチカ 初恋物語~


『……うん!』



お兄ちゃんの言うことは、なんとなく説得力がある。



「さっすが俺の妹!」



『あははっ。お兄ちゃんこそ。さっすがあたしのお兄ちゃん!』




「あったりめぇだろ?俺は天才だし」





いつものあたしたちに戻った。


これから先、先輩とまた仲良くできるかな…?





でも、淡い期待は一瞬のうちに崩れる。






ほらね。やっぱり。
幸せはそう長くは続かないんだ。



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