愛誓 ~アイチカ 初恋物語~


すると今度は違う声が頭上から降ってきた。



「蓮ちゃん!」



『んぁ?』



ゆっくりあげると、目の前にいたのは……



『あ、前野君。…ありがとう』



「は?何が??」



『いや別に………』



あ、つーか前野君いるんなら今言えばいいじゃん。



と、言おうとしたところで…



「蓮ちゃん、あのさ…」



前野君に先をこされてしまった。







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