2番目。
私はひとりぼっち。


さっきまでつないでいた右手がやけに冷たく感じた。


小さくなっていく諒くんの姿をずっと見ていたら、涙が出そうになった。


泣きたくない。
そう思って必死で我慢した。


下を向いたら涙がこぼれそうになったから、空を見上げた。
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