アオイソラ
その時ちょうどあたしのケータイが鳴った。

柚子からのメールだった。


「だれ~?」

美夏ちゃんが強引にあたしのケータイを取った。

「あああっ。」


「な~んだ柚子かぁ。」

「そだよ!!」

美夏ちゃんが「ならいいでしょ?」とメールを覗き込んだ。

しかし、見てはいけなかった。


「ハロー♪空。

 あたし、今日見たよ♪

 告白から何週間もたってたっけ?

 まぁ頑張れ☆
 
 あたしもいいカンジ♪」


美夏ちゃんがあたしの方を見てニヤついた。


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