アオイソラ
近くから、足音が聞こえる。


「何やってんだよ。」


低い声が、足音が消えたと同時に聞こえた。

ハジメがゆっくり立ち上がって、声の方に行った。


「王子、来るのが早いんだな。」


その相手は・・・


「そ、蒼。。。」


あたしが好きだった人。。。


「何やってんだって聞いてんだよ。」

「彼女と仲良くしてただけだけど?」


ハジメが不敵な笑みを浮かべて言った。


「いやさぁ。こんな早いと思ってなかったんだよね。」


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