アオイソラ
あまりに早い動きで、返事もできなかったし、名札も見れなかった。

「なんだったんだろ。」

あたしは、転がったゴミ袋を拾って、急いでゴミステーションに向かった。


教室に戻って急いで座ると、ちょうどHRが始まった。


~ホームルーム中~
「今日はほとんどの授業が集中できていたと各先生がほめていたぞ。
これを継続して、明日も頑張れ~。」
「ほ~い」 「は~い」

「じゃあ委員長。」
「きりーつ。気を付けー。れーい。」
「さよーなら」

はぁ。今から部活だぁ。疲れたし。

「おい、早島~。」
「は~い。何~??」
「借りてた漫画返すよ。」
「えっ。あ~。ありがと。」

そう言ったのは、岸谷 隆斗(キシタニ リュウト)。
中学校の時から、バスケをやってるらしいんだけど、相当な腕前。
すごくかっこいいけど、男子バスケ部のマネージャーに彼女がいたりする。

まぁ、彼女もすごくかわいい子なんだけど。



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