アオイソラ
「手紙読んだよ。」

「えっ??」

「ありがとうってだけ書かれてるから誰だか最初分かんなかったけど。」

「あっ!!ごめんなさい。」

「別に。」

「そのお礼が言いたかったの!!」

「別にいいのに。」

「あたしを助けてくれたのって君?」

「宮島」

「へ?」

「名前。宮島。」

「あっ、じゃあ宮島くん。」

「宮島でいいけど。まぁいいか。」

あたしに背を向けて近くのコンビニであろう袋からパンを取り出した。

「あのさぁ。。。」

ヤバイ。会話が続かない。。。

この空気苦手。

めちゃくちゃ重いじゃん。


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