深紅の花に姫君《旧版》

深紅の花に眠る

気付くとそこには
不思議な彫刻の
ほどこされた地面に
横たわっていた





その中心には
あたしの痣と同じ模様の
彫刻がある







あたしは両手で
それに触れた
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