深紅の花に姫君《旧版》
「それは…………」



レインは困ったように
頭をかいた





やっぱり……
あたしの事……







「近くにいれば
いるほど……


お前に何しでかすか
わからない…



正気じゃいられない」





顔を真っ赤にして
レインはそっぽを向いた





「え………」

じゃあ……
あたしの勘違い?
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