深紅の花に姫君《旧版》
「嫌………もう誰にも…
消えてほしくない……
そのために習った
剣だから…
嫌なの…
レインまでいなく
なっちゃうなんて」
あたしは今にも
消えてしまいそうな
声で呟いた。
気付くと
あたしの頬には
冷たい涙の跡が
あった。
消えてほしくない……
そのために習った
剣だから…
嫌なの…
レインまでいなく
なっちゃうなんて」
あたしは今にも
消えてしまいそうな
声で呟いた。
気付くと
あたしの頬には
冷たい涙の跡が
あった。