ひまわり



次の日は休みだったため、僕は朝早くから思い出の場所に来ていた。



彼女と初めてデートをした場所。



それは
向日葵が一面に広がる畑。



彼女は向日葵が一番好きな花。
僕も彼女が似合う向日葵が一番好きだ。



係の人に頼み、向日葵を数本わけてもらった。





受け取った僕は、急いで病院に向かった。



彼女の笑う顔が見たい。
向日葵みたいに明るくなる笑顔を…。

















< 6 / 11 >

この作品をシェア

pagetop