大人の女と男の関係

「香菜さん、起きて」


肩をゆすられ、意識が覚醒した。


「んん……」


でもまだ眠い。


目を開けたくない。


枕を引き寄せ、布団にもぐりこんだ。


でも……


「えっ?」


一人暮らしの私が他人に起こされて起きるなんて、ありえない。


驚いて目を開けると、成哉の顔が間近にあった。


「成哉!?なんで?」


なんで成哉がいるの?


一気に目が覚めたと同時に、自分が下着姿なのにも気付いた。


えーーーーー!


私、成哉と!?


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