妄想★酒場~雑談帳~
まあまあ、懐かしいこと思い出させてくれたな
『私の話はどーでもいいから
てっちゃんの恋愛武勇伝を
お聞かせ…………』
「やっぱり変だべさ」
てっちゃんが憮然と呟く
『なにが?』
「なんで、付き合ってから
背の高い人が苦手だって
気がつくのさ?
普通 付き合う前に自覚しない?」
『しつこいよ』
プィ そっぽ向いて
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「だって傷つくしょや?
んな、背の高い人が苦手なんて
オレは納得いかないね」
フンッ
てっちゃんも そっぽを向く
『………つまんない話だよ?』
「いいよ」
『つまらな過ぎて読者減ったら
てっちゃん責任とってよ?』
「そりは、お前の責任だべよ」
『………まぢで、
つまんないからね?
ここだけの話だよ?』
「お前ね、勿体ぶって
自らハードル上げるの
やめなさい?」
うぅ、てっちゃん嫌い
こいつ苦手
いつも てっちゃんペースに
巻き込まれる~
『じ、実は……………』