妄想★酒場~雑談帳~
だって友達の見かけなんて
気にならないじゃない?
誰かー!
わかる わかる と言ってくれ★
「それで彼の背の高さ
いつ自覚したのさ?」
『ん?付き合って初めてのデートでプリクラ撮った時』
隣を見たら、すごく 屈まないとフレームに収まらない彼に気付き
『あれ?
もしかして背すごく高い?』
私が そう訊くと
彼は脱力したように
『みーたん(私のことです(汗))
今頃、なに言ってんのー?』
そう言いました。
「お前、
みーたん呼ばれてたの?
あははははー!ダッサー
つーか、みーたんって面かよー」
てっちゃんビール吹き出し
大爆笑
カウンターびしょ濡れです
『ひ、ひどいよー
彼が勝手に
そう呼んでたんだもー』
ふきふき
カウンターを拭きながら
恥ずかしいやら情けないやら
「で、そのプリクラ内で
苦手だと?」
私はぶんぶん首を横に振る
「?」
『…薄々お分かりでしょうか?
彼は基本、あまあまだったのさ』
「うん、うん」
てっちゃんは笑いを堪えながら
うなずく(笑うなんて失礼だよ)
『そう、私が背の高さに関して
トラウマになった
あの出来事……(っていうほど立派な話じゃないよ?)』