田舎の王子様~照れ屋な俺様
「…だよねぇ。…あれ?コータは一人でお昼?」


「いや。あいつらと、今から学食行く。そーだ、箸多めに貰ってやるから未紗も一緒に来れば?」


ありがと…って言おうとして、コータの少し後ろからこっちに来るグループを見れば


クラスの男子と…、小玉くんだった!


コータ!!えらいっ!!


「あんたもたまには役に立つ時があるのね~」


私の言葉に、はぁ?って首傾げると、コータは小玉くんたちに合流する。


私も急いで近くに駆け寄った。
< 12 / 671 >

この作品をシェア

pagetop