田舎の王子様~照れ屋な俺様
私も、隣に腰を下ろした。


「小玉くんてぇ…本当に毎日彼女とお昼食べてたんだ?何か慣れてるもんねぇ」


「まぁな…。昼にヤローとおってもしゃあないやん。彼女とおった方が楽しいしぃ」


ふ~ん。そう言えばこないだもそんな事言ってたっけ。


元カノの事、本当に大切にしてたんだね。


コータは都と付き合ったからってお昼一緒に食べようとはしないし…。


「まぁ…そん代わりずっと一緒におるわけちゃうで?飯食ったらそれぞれ別行動とかもあったし。


何かなぁ。昼に一旦会うと、幸せやなぁて思う」


小玉くんは、私の顔を見て笑みを浮かべた。
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