田舎の王子様~照れ屋な俺様
…全く


予想もしてなかった
コタエ。


てっきり、


私の育った町で就職か、進学するのかって…
思ってたんだ。


不意打ちをくらい、


頭が真っ白になる。








「未紗~。お~い、大丈夫かぁ?」


数秒間、ボーっとしてたみたいで小玉くんが私の顔を覗き込む。


「だ…大丈夫じゃないよ。いきなりそんな事言うんだもん。ちょっと…驚いただけ…」

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