田舎の王子様~照れ屋な俺様
「いいケド…、宝生さん小玉のトコ行かなくていーの?あいつもそろそろ出番だろ~。準備室で写真撮ってやったら?コータも気合い入れてたし」
「あ~。いいの。だって、小玉くん出番までタネ明かししないって言ってたし」
「そっか。じゃ、行かなくていっか」
「うん」
ふと…夏川くんの手元を見て、私の視線は釘付けになる。
え…。
「…何?宝生さん」
夏川くんの手元には、…薄緑色のノートがあったんだ。
「あ~。いいの。だって、小玉くん出番までタネ明かししないって言ってたし」
「そっか。じゃ、行かなくていっか」
「うん」
ふと…夏川くんの手元を見て、私の視線は釘付けになる。
え…。
「…何?宝生さん」
夏川くんの手元には、…薄緑色のノートがあったんだ。