田舎の王子様~照れ屋な俺様
すると…小玉くんは先輩を見て、あっけらかんとした表情でこう言った。
「すんません、悪いけどオレ年上には全く興味ないんで」
シラーッとした雰囲気が、辺りを漂う。
「あ…あっそ。何だぁ、イケてると思ったけど、趣味悪いんだね」
先輩はそう言い残すと、半笑いで去って行った。
「知らないよ~?上級生の中には怖い人もいるし、あんな言い方して狙われたらどうするの?」
すると、小玉くんはフフンと笑う。
「狙われんのはオマエやろ?」
「えっ!何でよ?」
「当たり前やん。あんなえー男と付き合うとるのが未紗かぁ~…て、普通やったらなるわ。オレが何言おうが一緒や」
えぇ男って、自分で言うな。こらっ。
「怒りの矛先は、自然と女に向く。女同士の戦いにオレ巻き込まんとって~」
「すんません、悪いけどオレ年上には全く興味ないんで」
シラーッとした雰囲気が、辺りを漂う。
「あ…あっそ。何だぁ、イケてると思ったけど、趣味悪いんだね」
先輩はそう言い残すと、半笑いで去って行った。
「知らないよ~?上級生の中には怖い人もいるし、あんな言い方して狙われたらどうするの?」
すると、小玉くんはフフンと笑う。
「狙われんのはオマエやろ?」
「えっ!何でよ?」
「当たり前やん。あんなえー男と付き合うとるのが未紗かぁ~…て、普通やったらなるわ。オレが何言おうが一緒や」
えぇ男って、自分で言うな。こらっ。
「怒りの矛先は、自然と女に向く。女同士の戦いにオレ巻き込まんとって~」