田舎の王子様~照れ屋な俺様
キイキイと


耳につく音が


…何故だか嫌な音に聞こえなくなってきた頃


私たちは学校に到着した。


自転車置き場に着くと、コータは私にカバンを押し付け


先に教室行けよ


とだけ、言ったんだ。


普通にするとか言いつつ、


コータの反応は、明らかに変だった。


目…合わせないし。


もしかして…


照れてる!?


私がガラにもなく、ありがとうなんて言ったから。



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