田舎の王子様~照れ屋な俺様
「いや、別に意味ないねんけど。敢えて言うならやさ男の代名詞みたいな感じ?」
や…ヤサ男。まぁ、否定はしないけどね。
私が迷ってると、小玉くんは地面に着いた足をジタバタさせて
「も~、マジでお願いやから、早よ乗って?」
自転車を取りに来た生徒が、私たちのやり取りを見てクスクス笑っていた。
…このまま引き下がってくれそうにないし。今日だけ送ってもらおうか。
「…分かった。乗るよ。その代わり、絶対落とさないでよね!」
観念して、小玉くんの自転車の後ろに腰掛ける。
まぁ…今日ぐらいいっかぁ。
私にこんな事言ってくれる人も滅多にいないし。
や…ヤサ男。まぁ、否定はしないけどね。
私が迷ってると、小玉くんは地面に着いた足をジタバタさせて
「も~、マジでお願いやから、早よ乗って?」
自転車を取りに来た生徒が、私たちのやり取りを見てクスクス笑っていた。
…このまま引き下がってくれそうにないし。今日だけ送ってもらおうか。
「…分かった。乗るよ。その代わり、絶対落とさないでよね!」
観念して、小玉くんの自転車の後ろに腰掛ける。
まぁ…今日ぐらいいっかぁ。
私にこんな事言ってくれる人も滅多にいないし。