弥生ワールド1★運命の人探してます
ウィ〜ンと助手席の窓が開く


「弥生さん、お待たせしました」


「いいえ…」


「どうぞ、乗ってください」


「はい」


ドキドキしながら助手席のドアを開けた私


今日はドライブなの?


「行きたいところ、ありますか?」


「石川さんは?」


やっぱり私の行きたいところを優先してくれるのね


さすが紳士は違うわぁ〜


「あ、僕のこと、拓巳って呼んでください」


「あ、はい…」


「じゃあ〜見晴らしのイイ高原にでも行きますか?ちょっと遠いんですが…」


「そうですね。お任せします」


こうしてしばしのドライブ





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