弥生ワールド1★運命の人探してます
自分でもどうしてそんなこと言ったのか、わからなかった


「でも…」


戸惑う岩本を無理矢理部屋の中に入れた私


「勘違いしないでいいから!送ってくれたお礼にコーヒー入れてあげる」


「はい…」


私は岩本を部屋へ案内した


「案外綺麗っすね」


「女だったら普通よ」


いつ、石川さんが来てもいいように片付けてたのよ


1度も来てないけど


「気分、悪くないっすか?」


「大丈夫よ…歩いてたら酔いも覚めてきた」


私はお湯を沸かしてドリップを用意した


「先輩とは…会ってるんっすか?」


「聞いてないの?」


「はい…何も」





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