弥生ワールド1★運命の人探してます
部屋中にコーヒーの香りが漂う


テーブルの上の時計はもう1時を指していた


コーヒーをテーブルに置く


「石川さん、忙しいみたいね…あっ、そうだ!岩本ケーキ食べる?」


「ケーキっすか?」


私は冷蔵庫からケーキを出してテーブルに乗せた


「好きなの選んで」


「でも…」


「いいの!誕生日に食べようとたくさん買ってたの…1人より2人の方が美味しいし」


私はお皿とフォークを取りにキッチンに向かった


「ハイ、コレ使って」





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