弥生ワールド1★運命の人探してます
カチャ


「どうぞ…」


「お邪魔…します…」


岩本は私と同じ独り暮らしで、部屋はきちんと整理されていた


「適当に座ってください」


「うん」


岩本は早速、コーヒーを入れてくれた


「すみません…インスタントしかなくて」


「うん…大丈夫。ありがとう」


ハァ…居ずらい…


ガチャガチャとお皿やフォークを持ってくる岩本


「手伝おうか?」


「いえ…大丈夫っす」


テーブルに着いた私達はさっきのケーキを箱から出して食べ始めた


「杉本さん…僕…頼りないかもしれませんが、杉本さんが好きです。何があっても守ります。僕と付き合ってください」





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