弥生ワールド1★運命の人探してます
私は二人に両腕を掴まれた何とも言えない格好


公園まで連れて行かれて一番近くのベンチに座らされた


「岩本、俺、様子見るからそこの自販機で水、買って来てくれないか?」


私は隣に座った松岡の肩にもたれて、ウトウト


「杉本さん、はい、どうぞ」


私は差し出されたペットボトルの水を少し飲んだ


「味がないね?このお酒」


ここまでくると二人共呆れ果てて、私を見ながら溜め息をついた


「そんなに飲んだの?」


「俺は知らないっすよ?」





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