俺様王子☆年下カレシ3
「甘い?」


「うん。おいし~」


「じゃ、オレにもちょーだい」


一歩がニンマリ笑って、顔を寄せる。


「ちょーだいって、一歩チョコ手に持ってるし!」


一歩の手には…私の口に入れてくれたのと同じ、携帯用の小さいチョコブロックが握られている。


「人肌に溶けたチョコが好きなんだけどな」


吐息のかかりそうな距離まで顔を寄せると、目を見てクスッと笑う。


ひっ…人肌って…。


こんな所であれをやれってのぉ~!?
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