俺様王子☆年下カレシ3
沢渡くんは、そおっと私から離れると、


いつもの笑顔で私の涙を拭ってくれる。


「ちょっとは…不安な気持ち取れた?」


「…うん」


コクリと頷くと、


「今のは…オレが勝手にした事だから、気にしないでいーよ。カレシにも絶対言わないコト」


「…へ?」


沢渡くんは、私の頭に手を置くと


「オレさぁ…甘えたい方だから、浜中さんみたいなナキムシ嫌いだし。


早く帰って、カレシと仲直りしなよ」


って言って、優しい笑顔を私に向けた。

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