俺様王子☆年下カレシ3
「一歩…、やだぁ…。こんなトコで…」


一歩の片方の手は肩を掴んでるものの、もう片手は私の脇腹に伸びていた。


優しく触られて、体中が熱くなる。


「こんなトコで…何?」


一歩の嬉しそうな声が耳元で聞こえる。


「…暴走禁止ぃ」


そう小声で言ったものの、もうちょっといいかな…っていう、悪魔の囁きも。


「まだまだ」


一歩も分かってるみたいで、服の隙間から指を入れてくる。


指の感触が直に肌に感じられて、キモチいい。

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