俺様王子☆年下カレシ3
こんな事だったら…家連れてくれば良かったかなとか、邪な考えが頭をよぎっていた…。


「ここで…こないだの続き…しよっか?」


一歩は私の首からやっと離れると、正面に顔を持ってくる。


「ばっ…ばか!こんなトコで…できないよ」


「大丈夫だって。アッチから見えねぇし。ココ、そ~いう穴場って知らんかったん?」


…へ?穴場?


だって…家の近所だよ!?


「ははっ、ウソだって。ナニ?期待した?」


一歩は意地悪そうに笑うと、私が反論する前に、私の口を一歩の唇で塞いだ。

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