俺様王子☆年下カレシ3
さっき一歩を見て、それで不安になって…って。
でも、抱き締められのは事実だし…正直気持ちも…揺らいだんだ。
「沢渡くんいつもは、もうちょっと地味なんだよ。今日は…いつもと髪型が違ったから…」
「ふ~ん」
「あのね…。沢渡くん…私を慰めてくれただけなんだ。抱き締められたけど…ホントにそれだけだから」
「あっそぉ」
一歩は私から体を離し、芝生に座り直す。
「言い訳みたいだけど…私が好きなのは、一歩だから」
「うん…」
一歩は子供みたいに、体育座りのまま、頭を下げうずくまってしまう。
でも、抱き締められのは事実だし…正直気持ちも…揺らいだんだ。
「沢渡くんいつもは、もうちょっと地味なんだよ。今日は…いつもと髪型が違ったから…」
「ふ~ん」
「あのね…。沢渡くん…私を慰めてくれただけなんだ。抱き締められたけど…ホントにそれだけだから」
「あっそぉ」
一歩は私から体を離し、芝生に座り直す。
「言い訳みたいだけど…私が好きなのは、一歩だから」
「うん…」
一歩は子供みたいに、体育座りのまま、頭を下げうずくまってしまう。