俺様王子☆年下カレシ3
「だけど、いいのかなぁ。甘えちゃって」


「いいよ。その代わり、本当に簡単なもんだから。鈴には負けっけど、そこは勘弁なぁ」


一歩が作ってくれるなら、何でもいいに決まってるよ。


ふふっ。楽しみぃ。


ランチを済ませ、お店を出た。


バイト代入ったから、今日は私のおごりで。


一歩は払うって言ってたけど、夕飯もご馳走になるし、無理やり押し切ったんだ。


「サンキューな、鈴」


横並びに歩きながら一歩が、私の肩を抱いて、キュッと軽く引き寄せる。
< 236 / 357 >

この作品をシェア

pagetop