俺様王子☆年下カレシ3
「一歩~、手伝うよ?焼く時言ってね」



「やだね~。最後までやっから。鈴は座ってろよなぁ」


座ってろって…。何かまた呼ばれそうな気がするんだけど。


「ありがと。じゃ、テレビ見てるね」


「おー。できたら、呼ぶ!」


一歩はニコニコして、私をまたリビングに戻した。


一人ぽつんとリビングのソファーに座る。


いつ来ても…ちょっと落ち着かないな。


一歩の部屋は好きなんだけど、何か冷たいイメージのリビング。

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