俺様王子☆年下カレシ3
でも…ハンバーグが気になるな。


甘い雰囲気の中、思わず現実に戻る自分が嫌になる。


「一歩…、ご飯食べてからに…しよ?」


そう言うと、面白そうにフフっと笑う。


「ヤダ」


「えぇっ!?焦げちゃうよ?」


「大丈夫だって。超弱火だから。焦げたら、また焼けばいーじゃん。オレ…今したい」


グッと力が入って、ソファーに押し倒される。


抵抗する間もなく、また唇が重ねられた。


ん…。ヤバいよ。


優しく降りてくる指に、体が正直に反応する。

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