俺様王子☆年下カレシ3
「さ、食べよ~ぜ」


一歩が用意してくれたテーブルにつく。


小さな一輪挿しに花が飾ってあったり


テーブルには綺麗なクロスがかかってたり、大きな白い器の上にハンバーグが乗ったお皿を乗せたり…と


テーブルセッティングまでしてくれていて、ちょっと驚いた。


冷たい感じのリビングとは、ちょっと違った暖かい雰囲気。


「何か…記念日みたい」


「だろ?ってか、やっぱ鈴覚えてねーんだ」


一歩は私の前の席に座ると、ニッて笑う。

< 255 / 357 >

この作品をシェア

pagetop