俺様王子☆年下カレシ3
「えーっ。梓とは付き合えて、何で私とは無理なワケ?」


げ…。何でそれ知ってんだよ。


ユナさんの声に、サークルの中の数人のメンバーがこっちを向く。


…やべぇ。


梓さんのカレシは…姉ちゃんの友達なハズ。


もしかしたら、こん中にいる可能性もなくはない。


「やだなー。何言ってんスか?梓さんとは何もないし…」


「うそだぁ?梓、こないだ話してくれたよ。マキの弟本命に変えちゃお~かなって。カレシより、カッコいいし優しいし最高だって。


私と付き合ってよ。ね?梓にはカレシいるし、私の方が良くない~?」

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