俺様王子☆年下カレシ3
私なんて、早くバイトの時間終わらないかな~とか、お昼何食べよとか、そんな事ばっかで


ただショーケースの前に突っ立っている事しかできない。


足…痛いな。


クルクル足首を回してると、お客さんが一人入って来た。


「いらっしゃいま…」


言いかけて、入口に視線を向けると


そこにはサチと太久の姿が。


「うわぁ~!二人、来てくれたんだ?」


「鈴~、真面目に仕事してる?今から二人で映画観に行くんだけど、ここのパン持ち込みしよっかと思って寄ったんだぁ」


サチがニコッと笑って、店に入って来る。
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