俺様王子☆年下カレシ3
一階に下りる。
「一階ってベーグル売ってるだけじゃないの?」
「うん。奥にソファー席があるんだ」
沢渡くんはベーグルが並べてあるカウンターを通り過ぎると、大きな柱を右に曲がる。
曲がった先に、いくつかの大きめソファーとテーブル。ちょっとした寛ぎスペースになっていた。
明るいレジ周りと違い、ベーグル店にしては意外に落ち着いた照明。ゆったりとした音楽が流れていて、一人で本を読んでいる人もいた。
「うわ~。こっちのがいいね。二階ガチャガチャしてたし」
「だね。一階はいつも誰かが座ってて使えないんだけど、今日は空いてたみたい」
「一階ってベーグル売ってるだけじゃないの?」
「うん。奥にソファー席があるんだ」
沢渡くんはベーグルが並べてあるカウンターを通り過ぎると、大きな柱を右に曲がる。
曲がった先に、いくつかの大きめソファーとテーブル。ちょっとした寛ぎスペースになっていた。
明るいレジ周りと違い、ベーグル店にしては意外に落ち着いた照明。ゆったりとした音楽が流れていて、一人で本を読んでいる人もいた。
「うわ~。こっちのがいいね。二階ガチャガチャしてたし」
「だね。一階はいつも誰かが座ってて使えないんだけど、今日は空いてたみたい」