二度目の初恋
「じゃ、君の席はそこの空いてる席。
 窓側の一番後ろね」



「エエ――――ッ!?」





何?

何なの?

今、女子が一斉に睨んだ気がする…。

何かヤバい事でも?








席に着くと、前に座ってる女の子が振り向いた。
「森本さん、はじめまして。
私は川上 麻由(かわかみ まゆ)っていうの。
よろしくね♪」


なんだかとっても優しそうな子だ。
仲良くなれそう!
私は嬉しくて、微笑みながら挨拶をした。



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