二度目の初恋
[麗子side]

充琉は何の疑いもなく携帯を貸してくれた。
思ったよりも簡単だった。

私は急いで電話帳から深紅さんのアドレスを開いた。

新規作成。

To  深紅
Sub 明日
――――――――――――――
大事な話がある。
明日の放課後、
体育館裏の倉庫へ来て欲しい。
返信は不要。
お前が来るまで、
何時まででも待ってるから。

この事、美也には内緒な。

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って事で送信。


ピッ。


ついでに削除、っと。



さぁ、急いで明日の準備をしなきゃ!

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