二度目の初恋
「随分、遅かったのね」

「あ…麗子さん」

「どれだけ待たせれば気が済むの?」

「どうして麗子さんがここに?」

「さあね? みんなお待ちかねよ」

「みんな?」

「さあ、どうぞ!」

無理矢理 麗子さんに背中を押された。
中に入るとそこには麗子さんの友達らしい女の子と、見た事のない派手な男の人が3人いた。


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