二度目の初恋
「実は…俺、留学しようと思ってる」
「…留学?」
「ああ。交換留学生。
一年間は海外へ行く事になる。
深紅に『待ってろ』とは言えないだろ?」
「言って!『待ってろ』って言って!
私待つよ。一年ぐらい平気だよ」
ヨシュは一瞬驚いた顔をしたけれど、すぐさま
「俺の自由を奪うつもり?」と言った。
「どういう意味?」
「もし、留学先にステキな子がいたら?
俺は深紅を待たせてるから我慢しろ、と?
深紅だってそうだろ?
俺なんかよりずっとずっとステキな男に巡り会うかもしれない。
それでも『俺』の為に我慢するのか?」
「ヨシュよりステキな男の人なんて…そうそういないよ」
「そうかな?案外、身近にいるかもしれないのに」
私たちは黙ってしまった。
「…留学?」
「ああ。交換留学生。
一年間は海外へ行く事になる。
深紅に『待ってろ』とは言えないだろ?」
「言って!『待ってろ』って言って!
私待つよ。一年ぐらい平気だよ」
ヨシュは一瞬驚いた顔をしたけれど、すぐさま
「俺の自由を奪うつもり?」と言った。
「どういう意味?」
「もし、留学先にステキな子がいたら?
俺は深紅を待たせてるから我慢しろ、と?
深紅だってそうだろ?
俺なんかよりずっとずっとステキな男に巡り会うかもしれない。
それでも『俺』の為に我慢するのか?」
「ヨシュよりステキな男の人なんて…そうそういないよ」
「そうかな?案外、身近にいるかもしれないのに」
私たちは黙ってしまった。