二度目の初恋
「うち…ここなんです。
あ、あの…良かったらお茶でも」
「いや、今日は遠慮しておくよ。
今度誘って♪」
そんな風に微笑みながら、美也サマは言葉を続けた。
「どうせ充琉も家に呼ぶでしょ?
俺が一緒なら充琉の彼女に気を遣わずに済むよね?」
どうしてこの人は
こんなにも私の気持ちが分かるんだろう。
もしかして送ってくれたのも、それで?
ミッくんの気持ちを分かってて
私がミッくんに気を遣ったのもバレてた?
やっぱり頭のいい人は
考える事も普通じゃないんだな…。
私が1つ理解する間に
10個も20個も気付いちゃうのかもしれない。
私なんかが一緒にいていい人じゃない。
あ、あの…良かったらお茶でも」
「いや、今日は遠慮しておくよ。
今度誘って♪」
そんな風に微笑みながら、美也サマは言葉を続けた。
「どうせ充琉も家に呼ぶでしょ?
俺が一緒なら充琉の彼女に気を遣わずに済むよね?」
どうしてこの人は
こんなにも私の気持ちが分かるんだろう。
もしかして送ってくれたのも、それで?
ミッくんの気持ちを分かってて
私がミッくんに気を遣ったのもバレてた?
やっぱり頭のいい人は
考える事も普通じゃないんだな…。
私が1つ理解する間に
10個も20個も気付いちゃうのかもしれない。
私なんかが一緒にいていい人じゃない。