ことばにできない

もしも、二人きりで暮らし始めたら…



私は突然、理由もなく照哉さんを拒絶するかもしれない。




二人きりの部屋で、自分でも訳が分からないまま、泣きわめくかもしれない…




私はそれを怖れて、家族の中での生活を選んだのだった。




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