遠距離、恋愛。-二人の距離-
「トモ、お風呂入ろう、お風呂」
足もとにおいたままの荷物をそのままに、トモを抱きしめたまま風呂場へ移動した。
帰宅したばかりだから、もちろんすぐに入ることはできなくて。
お風呂のスイッチを入れてから、その場で少しだけキスをして。
真っ赤な顔をしたトモに促されて、置きっぱなしになっていた荷物を冷蔵庫へ入れたりしてお湯が溜まるのを待った。
お風呂にお湯がたまったことを伝える音楽が流れて。
トモの手を取り、風呂場へと再び足を踏み入れた。
目をきょろきょろさせて動揺しているトモを可愛いと思いつつも、彼女のシャツに手をかけると、俺の名前を呼びながら足は後ずさりしていて。
「あのー。コウタさん?」
「なんでしょう?トモさん?」
ちょっと、悪ふざけしすぎたかな・・・。
怖がらせるつもりはなかったけど、実際は怖がらせてしまっている。
でも。。。
「自分で、脱ぐよ?」
シャツに手をかけている俺の手を、そっと触ったトモだけど。
「だめ、俺が脱がすの」
今日は俺にやらせて。
「コウタ。でも、ね」
あれこれ言い訳を付けては俺の手を止めようとしているけど。
途中であきらめたのか、だまって俺にされるがままになったトモ。
そして、悔しそうに俺の服にも手をかけてきて、脱がせようとしてきた。
「はは、トモ、順番に」
足もとにおいたままの荷物をそのままに、トモを抱きしめたまま風呂場へ移動した。
帰宅したばかりだから、もちろんすぐに入ることはできなくて。
お風呂のスイッチを入れてから、その場で少しだけキスをして。
真っ赤な顔をしたトモに促されて、置きっぱなしになっていた荷物を冷蔵庫へ入れたりしてお湯が溜まるのを待った。
お風呂にお湯がたまったことを伝える音楽が流れて。
トモの手を取り、風呂場へと再び足を踏み入れた。
目をきょろきょろさせて動揺しているトモを可愛いと思いつつも、彼女のシャツに手をかけると、俺の名前を呼びながら足は後ずさりしていて。
「あのー。コウタさん?」
「なんでしょう?トモさん?」
ちょっと、悪ふざけしすぎたかな・・・。
怖がらせるつもりはなかったけど、実際は怖がらせてしまっている。
でも。。。
「自分で、脱ぐよ?」
シャツに手をかけている俺の手を、そっと触ったトモだけど。
「だめ、俺が脱がすの」
今日は俺にやらせて。
「コウタ。でも、ね」
あれこれ言い訳を付けては俺の手を止めようとしているけど。
途中であきらめたのか、だまって俺にされるがままになったトモ。
そして、悔しそうに俺の服にも手をかけてきて、脱がせようとしてきた。
「はは、トモ、順番に」