遠距離、恋愛。-二人の距離-
手に持っていた缶ビールをガラスのテーブルに置き、両手を広げて隣にいる私を待っているコウタ。
手渡されてからまだ明けてもいなかった缶ビールを、私もガラステーブルの上に置いてごく自然にコウタの腕の中におさまった。
「いつもは遠いトモが、ここにいるのが信じられない」
背中にまわされた手に力がこもって。
ちょっと息苦しいけど、ちょっと恥ずかしい。
私もそっと手を動かしてコウタの背中に手をまわして。
負けないくらい力を込めてぎゅーっと抱きついた。
「コウタ、好き」
コウタに包まれて、くすぐったいような気持ちいいような。
ああ、コウタの香りだなんてどきどきしたりして。
「トモ、俺も、好き」
口に出して伝わる言葉って、素敵。
手渡されてからまだ明けてもいなかった缶ビールを、私もガラステーブルの上に置いてごく自然にコウタの腕の中におさまった。
「いつもは遠いトモが、ここにいるのが信じられない」
背中にまわされた手に力がこもって。
ちょっと息苦しいけど、ちょっと恥ずかしい。
私もそっと手を動かしてコウタの背中に手をまわして。
負けないくらい力を込めてぎゅーっと抱きついた。
「コウタ、好き」
コウタに包まれて、くすぐったいような気持ちいいような。
ああ、コウタの香りだなんてどきどきしたりして。
「トモ、俺も、好き」
口に出して伝わる言葉って、素敵。