遠距離、恋愛。-二人の距離-
「コウタうけるよ」
あははと声を上げて笑うと、赤信号で止まったコウタにぐいっと腕をひかれて。
「ひゃあ」
頬に添えられた手によってコウタに顔を向けられ、触れるだけのキスをされた。
「な、なに、するのっ」
「え、キスしたかったから」
ぺろっと自分の唇を舐めて笑うコウタに、不覚にもどきどきしてしまって。
やだ、なんだか変な気分になってきちゃった。
顔が赤くなるのを感じながら、外の景色を見て必死に違うことをかんがえるようにして気を紛らわす。
青に変わった信号を直進してしばらく無言で走って。
海岸沿いにある、一軒のおしゃれなお店に到着した。
「夜景は見えないけど、海の音を聞きながらの食事も悪くないよ」
車を降りて、私の手を握って歩き始めたコウタ。
隣にいるのが当たり前と感じられるこの幸せ。
あははと声を上げて笑うと、赤信号で止まったコウタにぐいっと腕をひかれて。
「ひゃあ」
頬に添えられた手によってコウタに顔を向けられ、触れるだけのキスをされた。
「な、なに、するのっ」
「え、キスしたかったから」
ぺろっと自分の唇を舐めて笑うコウタに、不覚にもどきどきしてしまって。
やだ、なんだか変な気分になってきちゃった。
顔が赤くなるのを感じながら、外の景色を見て必死に違うことをかんがえるようにして気を紛らわす。
青に変わった信号を直進してしばらく無言で走って。
海岸沿いにある、一軒のおしゃれなお店に到着した。
「夜景は見えないけど、海の音を聞きながらの食事も悪くないよ」
車を降りて、私の手を握って歩き始めたコウタ。
隣にいるのが当たり前と感じられるこの幸せ。