遠距離、恋愛。-二人の距離-
なんだか面白くて、二人でくっついたまま笑いあっていた。

数分後、いつものメンバーが集まって、あれこれ聞かれたけど。

隠すこともないだろう?とことのいきさつをすべて皆に教えたコウタ。

彼女として紹介されたこととか、隠さずに皆に話してくれたことがなんだか嬉しくて。



猫娘>>tomo、こっちにいるなら連絡してよ。会いたいよー
KOTA>>はは。ごめんね?でも先週会ったジャン(tomo)



そのまま朝まで皆で盛り上がり、また近いうちにオフ会しようということになった。


「あーあ、日曜日になっちゃったよ」


明け方少しだけ眠った私たちは、もったいないからと10時頃には起きていて。

ちょっと寝不足だけど、遅い朝ごはんを食べてから今日はどうするか決めることにした。


「トモはどこか行きたいところないの?」


これと言っていきたいところも思い浮かばなくて。

こうしてコウタと一緒にいるだけで満足なんだけど、でもこのまま家の中でこもっているのももったいない。

11時頃にいえを出て、コウタの家の近くにある雑貨屋へと向かった。
< 40 / 127 >

この作品をシェア

pagetop