子ブタの恋3 ~約束だよ?~
3日後―――。
私は、正太郎が一人暮らししているアパートを訪ねていた。
テーブルの真ん中にはバースデーケーキ。
「お前もやっと20歳になったか」
半年前に20歳を迎えていた正太郎が、先輩面して私に言った。
「これで堂々とお酒が飲める」
私たちは、チューハイで乾杯した。
「ねえ、正太郎」
「ん?」
「会えなくて寂しかった?」
私の問いに、正太郎はゲホッとせき込んで、
「ば、馬鹿!変なこと聞くなよ」
「アハハ。――でもね、私は寂しかったよ」
私は素直に言った。
私は、正太郎が一人暮らししているアパートを訪ねていた。
テーブルの真ん中にはバースデーケーキ。
「お前もやっと20歳になったか」
半年前に20歳を迎えていた正太郎が、先輩面して私に言った。
「これで堂々とお酒が飲める」
私たちは、チューハイで乾杯した。
「ねえ、正太郎」
「ん?」
「会えなくて寂しかった?」
私の問いに、正太郎はゲホッとせき込んで、
「ば、馬鹿!変なこと聞くなよ」
「アハハ。――でもね、私は寂しかったよ」
私は素直に言った。